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お茶の稽古もクリスマス! [和のこころ]

今年最後のお茶のお稽古はお道具をクリスマスバージョンで揃えてワイワイ賑やかに楽しみます。
床の間のお花も洋風にして、お茶碗もいろいろと変えてお茶をいただきます。
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この日のメインは何といってもお菓子でしょう。
ツリーの和菓子に、クリスマスのお干菓子。かわいいチョコボールも添えて。
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水指(ミズサシ)もクリスマスカラーの赤と緑のものにしました。
羊飼いの絵付けのお茶碗にのっている赤いお茶杓も実はベルの絵が描いてあるんですが、、
白いツリーのお棗(ナツメ)はふたの裏に十字架です。素敵でしょ?
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お茶は季節の変化や暦にちなんで趣向をこらす事が多いです。
今では外国の習慣のハローウィーンとかクリスマスとかも一緒に楽しんでいます。
この日も夜遅くまで賑やかにお茶を楽しみ、今年のお稽古を締めたのでした。


猪子餅(亥の子餅)ってなぁに? [和のこころ]

11月は茶道では風炉(夏のお点前)から炉(冬のお点前)に変わる「炉開き」の月です。また新茶を初めて飲むために茶壷の口(封印しているふた)を切る「口切り」も行います。このような重要な儀式が行われることから11月は「茶人正月」ともいわれています。
また裏千家ではこの月に”猪子餅(亥の子餅)”という和菓子をいただきます。旧暦の10月(亥の月)の亥の日、亥の刻にいただくことで邪気を払い、子孫繁栄を祈願していたようです。ではその猪子餅はなぜお茶の席でいただくようになったのでしょう?亥の月に行われる炉開きとは炉に「火」を入れて釜をかけること、「火」は陽の気です。陰の気が強いこの寒い季節に陽の「火」をお客様の方へ近づけるのです。そして陰陽五行説では”亥”は「水性」にあたることから火災除けの意味合いだと思われます。今年は11月9日が旧亥の日に当たります。また炉開きの際の茶花も火の「赤」に対して「白」い椿をそえることが多いようです。
こうして気をつけてみると茶の湯はどの場面でも必ず「陰」と「陽」でバランスをとっているように思えます。
うんぬん、長くなりましたが、今週のお稽古ではおいしい”猪子餅”をいただきました!ってことでした。
猪子餅は各和菓子やさんで違います。今回のは猪の背の模様のように表面にプチプチとゴマのようなものがついていますが、もっと白っぽい地に茶色で一線をひいたような模様の猪子餅もあるようです。
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お茶碗~伊坂清香(京都・東福窯の女性作家)作 「猫柳」



お月釜のお花 [和のこころ]

毎月茶道の先生方が順番に釜をかける(お茶の席を用意して多くのお客様をお呼びすること)ことを”お月釜”と呼びます。日曜日はそのお手伝いをしました。
お茶席にはいるとまず最初に掛け軸とお花を拝見します。
いつも庭で育てている園芸花とは違い、お茶花は野山でひっそりと咲く山野草がふさわしく、普段は目にしない珍しいお花が見れてとても楽しく勉強ができます。
今回のお軸とお茶花です。

裏千家家元 座忘斉 筆          5種の花
「臥月眠雲」                  マユミ、山白菊、霜月、秋丁子、藤袴
(ツキニフシテクモニネムル)
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このお軸の意味は何でしょう?聞きそびれてしまったので想像~~う~ん、ひたすら気持ちよ~く寝よう!ということかな?んなわけないか^^;
5種の花は分かりづらいので図鑑参照してください。
マユミ(赤い実がなる)          山白菊             霜柱         
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秋丁子                    藤袴(お茶席の花は隠れてみえません。。)
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シャイなお月さんとススキ [和のこころ]

今夜は十五夜ですね。雲の間を出たり入ったりの月です。
外にいてじっと月をながめているには寒すぎる夜です。
おうちの中に美瑛で積んできたススキを飾ってお抹茶で温まろう。
ススキはもう穂が開きすぎているし、オミナエシの代わりにセイタカアワダチソウです。
お菓子はお月見団子ではなくおまんじゅう。
お月さんにお供えするというより即自分が食べてしまうという、、
風流な慣わしもやっぱり食い気に走ってしまってる。。
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秋の野のお茶碗は先日他界したお茶の先生から譲りうけたもの。
生前の感謝をこめてお抹茶を点てました。

<<本日のファイターズ<<<
打者にいいところなしですね。
淡白すぎる攻撃は選手達の方から諦めているとしか見えませんが、、
頑張っている中継ぎ投手たちのことを考えたらこんな結果にはなってないはずなんですが。
こういうのを見ているとBチームにとどまっているのは当然かな。と思えてきます。





「重陽の節句」と菊の花 [和のこころ]

9月9日の今日は何の日でしょう?
「救急の日」、、そうですね。
カーネルサンダースさんの誕生日!あらま、happy birthday ♪
晩ごはんはケンタッキーかな?
ちゃうちゃう!この日は「重陽の節句」って言いたかったのですよ~。
さて「重陽」って何?
ま、検索すればすぐ分かりますけんどWikipediaより抜粋すると、、
陰陽思想から奇数は陽の数で、陽数の極である9が重なる日なので「重陽」と呼んでいるのです。 奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされて厄払いの為の行事として節句が行われていました。 でも後には陽の重なりを吉祥とするようになってお祝い事に転じたようです。 他にも奇数の重なる日がありますね。 1月7日(なぜか1日でないのが?元旦はおめでたいからかしらね)、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日。 この日を称して「五節句」といいます。
茶の湯の世界でも五節句に関連したお道具で趣向をこらしてお茶事をすることがあります。
「重陽の節句」は旧暦では菊が咲く時期なので菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を酌み交わしていたようです。また綿に菊の露をしみこませて身体を拭いたりしたとも。
あぁ、なんて風流、中国から渡ってきた伝統かもしれませんが粋な日本人のことですからいろいろと行っていたんでしょう。
で、ノリーナもちとあやかって、、菊を飾って朝からお抹茶で~す(^^)
美瑛の庭にも菊が咲き始めましたが、ここは札幌、お花屋さんの菊です。
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                         はじめて使いのススキの絵付けのお茶碗と稲の印のお菓子

余談ですが最近ヒヤシンスのような甘~い香りのする菊ができたとか!!
ピンクの小さな菊なら合わなくもないかもしれませんが、、
でも、いやです、いやです。菊はやっぱりあの薬草のような香りがいいのですよ。


なるほど!「目黒の秋刀魚」 [和のこころ]

昨日は友達の急なるお誘いを受け久々に落語を聞きに行ったのさ。
庭仕事の疲れと寝不足にもかかわらず遊びに関してはウルトラ級のノリのよさで行ったのさ。
柳家喬太郎、柳家花緑、春風亭昇太の三人会。
喬太郎のは残念ながら聞き逃したのさ。
花緑の演目は「目黒の秋刀魚」。
先日ニュースで東京は目黒区のビルの谷間で秋刀魚の塩焼き(大根おろし、酢橘つき)を無料でふるまっているのを知って「なんで?」と思っていたのさ。
35度の炎天下、4,5時間も並んでまでして食べたいのか~?なんて北海道人にしてみればしょっちゅう食べれるので「アホちゃうか」と思っていたのさ。
でも「アホ」なのはノリーナのほうだったのさ。
「目黒の秋刀魚」といえば代表的な古典落語、これを知らずして落語を語るな!な~んて、それほど常識的な演目だったのさ。
この話にでてくるお殿様(松平出羽守)がよく早駆けに出向いていたところが目黒だったのさ。
冷めた鯛しか食べたことのない殿様は庶民がくれた焼きたての秋刀魚(下魚らしい)がおいしくて恋こがれるほどになるのさ。
それでこの落語にあやかって目黒商店街青年部のみんなが毎年開いている由緒正しきイベントだったのさ。
ともあれ花緑の表現する「目黒の秋刀魚」は楽しかった。
昇太もよう笑わしてくれた。(石川遼ネタ、嫉妬か?羨望か?^^)
おかげで疲れもぶっとびました。
これで夕食に焼きたての秋刀魚があれば、、OH!NO!今年は高級魚となった秋刀魚、回転すしに行ってもなかったぞ。道民でも口にすることができないかも~~[たらーっ(汗)]
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太陽の和菓子 [和のこころ]

昨日はお茶のお稽古日。
和菓子がサプライズだったのでパチリ。
まんまトマトでしょ?味もトマト、、まさか!味は普通に和菓子でした^^
お菓子の名は”太陽の恵み”です。
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待合の掛け軸は秋物に替え、花は涼しげな”風船かずら”(ボケ写真ですんません)
”風船かずら”の花は実は美瑛の庭にありますが種を蒔くのが遅くてまだ風船になってません。(おそっ!)
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トラ年の今年のお茶碗と楽器の蒔絵の中棗。
なんとなくユーモラスなトラの絵は猫好き寅年先生のお気に入りのお茶碗です。

<<本日のファイターズ<<<
ふゎあ~やっと勝ったぁ~って感じ。
6点も先制して安心していたのもつかの間、なんてこったい、あれよあれよで1点差。
もう~~~20点くらいとらないと心臓もちまへんがな。
明日はルーキー玉ダルだ。この前の勝利が単にビギナーズラックでなかったことを望むぞい!





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