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”西王母”(せいおうぼ)って知ってる? [和のこころ]

母が転倒した日からそれまでの自分の時間が止まっています

思えば2月初めは引越し準備の真っ最中でした。
結局、引越し先をキャンセルして急遽実家に戻ってきました。
それが葬儀を終えて6日後。
いまだに荷物はそのままです↓
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その後は母の公的手続きや、公共料金の名義変更手続き、クレジットなどの廃止などに追われると同時に実家の掃除、整理などを一部屋づつ済ませていってます。

気がつくとアンジェラさんからもらった種はすべて発芽していました。
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間引く時間もないままどんどん過ぎ去って、、イカンイカン、すぐにでもどうにかしなくちゃ(xx)

チューリップの芽も出てきています。
なんだかうれしいな(^^)
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ピアノもフラワーアレンジも休んで中断したままですがお茶だけは練習なしでも行けるので昨日行ったら、、、

床にはお雛様
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気がつけばもうそんな時期だったんですね。
毎日毎日、家と区役所の往復に夢中だったのでお雛様の日が近づいているのも気がつきませんでした。

お雛様=桃の節句 ということで主菓子はどっか~ん↓
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この主菓子の名前が”西王母”だったのです。
ノリーナの頭の中は???
でも先生はもちろん、お稽古の仲間の皆さんは涼しい顔。
え?何?何? ”西王母”ってなんのこと?
”桃にきまっているでしょ。”
これって常識ですか。。

帰ってwikしてみたらそういう名の女仙がいて3000年生きるという桃を持っていて、、
なんだか分かったような、分からないような、、
一番分かりやすかったのはここ (説明めんどいので興味ある方は参照どうぞ)

他に菱餅を模したお菓子もモダンで素敵でした。
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お干菓子もお雛様。食べるのがもったいない感じですね。
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あ、、お菓子ばっかり(^^;)

本当にもう3月が来るの?
まだまだ雪がどっさりあるのに全然実感がわきませんよーーー




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2013年お初釜 [和のこころ]

昨日はお初釜でした。
     ↓
   新しい年の最初に釜をかける(お茶を点てる)こと

昨年、一緒に習っていた友人が亡くなったので仲間3人だけで準備や当日の裏方などをします。
もちろん席中でお客様(といっても顔なじみの方ばかりなんですが、、)と一緒にお茶も楽しむので当日は大忙しです[あせあせ(飛び散る汗)]
でも亡くなった友人の分まで皆で頑張ろう~!と結束を新たにして今年も始めます。

今年のお道具の数々です。

[かわいい]右;待合の軸”鷹” 作者不明 (400年以上前のものだそうです[目]→先生の蔵出し?)
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[かわいい]右;本席の軸「銀椀裏盛雪」 淡々斎 筆
昨年2月の月釜にもかけたお軸です。
”銀の椀と雪は白さという点からすれば両方とも同色でありながら全く異質のものである。
つまり同じであっても互いに独立した持ち前相当というものがあって、平等の中にも歴然としたものがなければ真の和はありえない。”
という意味のなんだか難しい禅語なのでした。。

[かわいい]”天猫”(古いものです)
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[かわいい]~”誰が袖棚”(着物のたもと=袖のような形の棚)
  水指~”染付”か”しょんずい”か確認するのを忘れてしまいました(xx)
  蓋置~梅透かし
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最初は炉に炭をたす初炭から始まります。       香合~(メタボな)”丹頂”
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初炭点前では炭のそばにお香を置きます。 そのお香を入れてあるのが香合です ↑

次に濃茶をいただきます。少し濃い目の抹茶は溶かしたチョコのようにドロドロしています。
初めての人には少し飲みづらいかも知れません。。
[かわいい]茶入(抹茶が人数分はいっている)~古備前 銘”有明”
  茶杓(抹茶をすくうもの)~大亀老師 作 銘”一心”
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お茶碗は嶋台茶碗(内側に金、銀をぬった2つの楽茶碗)のほか別茶碗を用意しました。
唐津 中里太郎エ門 作
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                                  お正月のお菓子は”花びら餅”                  

薄茶は少しくだけた雰囲気でおしゃべりも楽しく和やかに皆で交代にお茶を点てます。
お茶を初めてまもない方も少し緊張しながら皆の前で点てました。
お茶碗は先生のほか皆で持ち寄ったいろいろなお茶碗で楽しみます。
[かわいい](なつめ)(薄茶用の抹茶を入れておく)~丈史 作 輪島塗平棗 老松蒔絵
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                               [かわいい]主茶碗~三代 清水六兵衛 作 ”御本雲鶴” ↑
安田 浩人 作 ”御幣”                   中村 良二 作  ”南天” 
13hatu14.jpg13hatu15.jpg                 

お茶をいただいたあとはお食事タイム♪ 
正式には懐石をいただくのですがお弁当で略することも珍しくありません。
いつもの「梅の花」のお弁当です。煮物椀だけは先生の手作り。
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かぶら蒸しの味付けは先生ですけど蒸すのと盛り付けは私の係り。
ちょっと形がくずれたけど作り方の手順を教わったので自分でも作ってみようと思います。

帰ってから母にお茶を点ててあげました。めでたい招き猫のお茶碗です[猫]  
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(おまけ・その1)
お茶の道具や消耗品などはその年のえとや歌会のお題をあしらったものも多いです。
先生からいただいたお扇子は大人しい色のの柄のものでした。
また用意した小袱紗(こぶくさ~お道具を拝見するときに敷いたりするもの)は琵琶の柄のもの。
それもまた巳年だからです。
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理由は弁才天が蛇の化身とか、蛇が弁才天のおつかいだとかいう伝承があるからです。
弁才天が持っているのは琵琶ですよね。それでこの柄になるわけです。

(おまけ・その2)
今年のワタクシの着物は振袖を染め替えたものでした。
地味めな色なので5年は着ないと思っていたけど着たら別に地味じゃなかったゎ(xx)
ちょうど1年前のブログに書きましたので写真は撮っていません。
その代わり友達の帯に驚き[目] 珍しいニャンコ柄です。いいにゃあ~[猫]
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記事、長かったですね。最後まで読んでくださってありがとうございました。   
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紫三島~茶道具 [和のこころ]

茶道具で”三島”茶碗といわれるものがあります。
高麗茶碗の一種で李朝15,6世紀頃のものといわれています。
ねずみ色の素地に印や箆(へら)、櫛などで紋様がつけられているのが特徴です。
連続紋様が多く花三島、角三島、渦三島など多くの種類があります。
日本でも多くの陶芸家がこの紋様を用いた作品を茶碗に限らず作っています。

はじめての出会いは古曽部焼の水指(みずさし)でした。
                    ↑ 水を入れておく茶道具
逆さひさご型の小ぶりなもので花三島の紋様です。
地味ですが数十年愛着を感じて使っています。
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そして昨年の衝撃的な?!(大袈裟)出会いは、、
正面に十字架の紋様を三島で表現したものでした。
茶道具も今では外国の行事や祭事にちなんで作られているものがたくさんあります。
蓋のつまみはキリストが頭にかけられたを表現しています。
そして色はグレーの濃淡の多い三島の中では珍しく紫がはいっています。
(微妙なのでわかりずらいかもしれませんが)
[かわいい]紫三島クロス      森里陶楽 作 
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お茶碗と違って日常頻繁に使わないのに一目惚れでつい、、

で、、、今年また同じ紫三島のお茶碗に魅せられた私でございました。
同じ作家のもので、ちょっと変形のお茶碗です。
少し紫がかっているのがわかるでしょうか? 
[かわいい]紫彩華紋              
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この控えめで繊細な連続紋様が好きなんです。             (干菓子  銘 雪野)

作家を調べていくと茶道具だけではなく紅茶ポットやカップ&ソーサーとかあったんです。
紅茶ポット、、、欲しくなりました。。
でも、、買うのは年に2個までと決めているし、、、ボーナスないし、、、
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「角屋」と投扇興 [和のこころ]

京都旅行のブレイクタイムです。

[かわいい]角屋(すみや)
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京都で泊まった宿のすぐ近くにあります。
2年前は気がつかなかったのですが、今回小路を通って見つけました。

「角屋」は江戸から明治初期まで使用された「揚屋」(あげや)です。
「揚屋」とは今で言う「料亭」のようなもので「遊郭」とは異なります。
置屋から太夫を派遣してもらって遊宴が催されていました。
大広間から庭園(中庭)が見渡せ、茶室も併設されていたので茶会や句会も行われて文化サロンとしても使われていました。
幕末は政策の密議なども行われていたようですが乱闘沙汰などはなかったようです。
外見の格子は近世の町屋によく見られる建築デザインだそうです。
昭和27年、国の重要文化財に指定されました。
現在は保存会の方たちが管理されており、美術館として公開されています。
詳しく知りたい方は→ 「島原角屋 保存会」

今回は残念ながら中を見ることはできませんでした。
またきっと機会があるでしょう。

[かわいい]投扇興

京都から帰ったばかりなのでテレビで京都の旅番組をつい見てしまいます。
先日もフジテレビで有吉とデヴィ夫人たちが京都でこのゲームをしていました。
映画「舞妓HAーーーーーN」でチラッと見たような気がしましたが、この番組でものすごく”投扇興”に興味を持ちました。
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きれいな台にのせた小さな扇を1m位先から自分の扇子で倒して得点を競うという単純なものですが、扇子を飛ばした後の着地姿で得点が決まるのが面白いですね。
その姿に源氏物語にちなんだ銘をつけるところなんぞ実に優雅~
ウィキ→ 投扇興(とうせんきょう)
このゲームも江戸から明治初めに流行したらしいので「角屋」ででも遊んでいたんでしょうか?
ノリーナも即、道具を買ってゲームに興じたくなりました。
(自分でもなんとか工夫して作れそう。)
お正月に誰か遊ぼう~


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茶の湯「炉開き」とファイターズお茶碗?! [和のこころ]

11月は茶道において風炉から炉に変わる月です。
お稽古でも11月の最初の週はお汁粉などいただきながら炭手前、濃茶、薄茶と簡単に通し稽古をします。
正式には「炉開き」の茶事を催して懐石などいただきます。

[かわいい]
掛け軸~ 紫野雪窓(大徳寺老師)書 「霜月照清池」
花   ~ 白椿”初嵐” 照葉
壺   ~ 新茶が数種類はいっているもの
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[かわいい]炭点前の道具
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お茶を点てる前に先生作のお汁粉いただいちゃいます[るんるん]
う~ん、美味しい~温まる~もう、満足[わーい(嬉しい顔)]
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[かわいい]濃茶
メインはお汁粉ではありません、お濃茶でした(^^;)
お茶は”天胡”(碧水園製)、お汁粉が主菓子の代わりです。
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炉の中の炭は真っ赤に燃えています。(写真は客の方から見た角度)
燃え方がきれいだと炭の、枝炭の、火のとコントラストが美しいのです。
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[かわいい]薄茶
薄器~蓋の裏にお福蒔絵
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干菓子はお土産もあってたくさんいただきました(^^)
左上は”柚子こはく”、右のお菓子は出雲の”彩文”
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お茶碗~清閑寺窯 ”祥平”作
秋らしく落ち葉の絵付け。大好きな(先生の)お茶碗です。(ピンボケxx)
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で、、これです!このお茶碗です!
どぉーーーーーーーーだぁーーーーーーーー!
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ね、ね、いいでしょう~~~
今のお家元、実は大の日ハムファンなんですよっ。
数年前の札幌でのお茶の大会のときにファイターズとコンサドーレのお茶碗をたくさん作って皆さんにそれで飲んでいただいたんです。(もちろん許可済み)
ノリーナも欲しくてたまらなかったけれどただの一客人でしたからね。
これは先生のお宝です。ほじい~~~
お稽古のとき時々このお茶碗で飲んでいます(^^)v
(あ、やっぱり最後はファイターズねたで勝手に盛り上がってしまいました。。)
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浴衣茶会 '12 [和のこころ]

毎年恒例の”浴衣で茶会”の日でした。
茶道を習っている仲間でお稽古をかねて催す気軽なものです。
もち、私はこの日のために新調したファイターズ浴衣を着用 ♪
昨日ドームの花火大会で着なかったのはこのため~^^

茶会は初炭、濃茶、薄茶、懐石の順で行われます。
浴衣茶会の懐石は本格的なものではなく点心のように簡単なものですませます。
今日使ったお茶のお道具です。
(特別記載のないものは普段お稽古に使っています)
[かわいい]
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 「瀧」 宗興老師 書           むくげ みずひき

[かわいい]初炭
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炭斗(炭を入れる籠)  ひさご炭斗 鱗(三角形です~利休好)

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灰さじ 南りょう 唐松~淡々斎好 清雲作      香合 鎌倉彫  梅

[かわいい]濃茶
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茶入れ  信楽焼(壺中窯) 楽入 作      茶杓  ”虫の音” 長谷川寛州 作
仕覆    梅波
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赤楽茶碗  長楽 作  萩焼茶碗        菓子 ”願い星”

[かわいい]薄茶           
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干菓子  メレンゲ菓子 ”雪たる満””都鳥” 奈良屋本店製 (可愛くて食べられません~)
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お薄茶碗 ともに祥平 作 ”ひさご”             ”薄” 
↓ ハハハ、主役はファイターズ[野球]浴衣! お道具の説明をしているところです。
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[かわいい]点心
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そうめん、野菜ピクルス(ノリーナ作^^)、カボチャ等
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ナスの煮浸し  トマト

今日は気温も上がり汗だくでしたけど和気あいあいと楽しく1日が過ぎました。
暑い日に熱い抹茶も美味しいものですよ。

 

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「義経千本桜」~歌舞伎初鑑賞 [和のこころ]

久々の ”和のこころ” でございます。
今日は松竹大歌舞伎「義経千本桜」を見に行きました。
歌舞伎鑑賞は生まれて初めてでございます。
いつかは見てみたいと思っていましたが”予備知識無く見てもつまらないしー”と先延ばしにしていました。
これはオペラもしかり、、です。
でも歌舞伎好きの友人のお誘いでまずは見てみるか、、と知識0%の状態で行きました。
3幕構成です。
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演目の内容も出演の役者も全く知らないまま見ました。
でもガイド[耳]を聞きながら鑑賞すると意外やこれがなかなか面白い。
絶対寝るな、、と思っていましたけど華やかな舞台、立ち回りや強弱あるセリフはなかなか飽きさせずあっという間に2幕が終わって休憩をはさみ3幕めに突入です。
ほ~~、これが歌舞伎の形式美ですか、、フムフム、、
細かなところまで決まりごとがありそうですなぁ。。
なるほど奥が深そうで。。と考えつつ、、暑さのせいもあったのか9時を回ったとたん睡魔が、、[眠い(睡眠)]
いかん、いかん、、もう少しで終わるぞ、、となんとか寝ずに見終わりました。
友人に言わせるとこれはいわゆる正統派の歌舞伎なんだそう。
今では演劇に近いものやお笑いギャグの取り入れたものとか、なかなかくだけた歌舞伎もあるようですので、正統派を見てまあ面白く最後まで見れたということは鑑賞デビューとしては合格で、これからも見る楽しみがふえたというものです。
元気な時の勘三郎さん(もと勘九郎さん)を早く見ておきたかったです。
病気を克服してまた舞台にたってほしいものです。
[exclamation]歌舞伎の内容とは関係ありませんが今日行って驚いたのは、皆さんオシャレをして見に来てたこと[目]
最近はコンサートホールにもジーンズなどのカジュアルな服装で来てらっしゃる方が多いので何も考えずにジーンズにだらっとした格好で出かけたノリーナ[あせあせ(飛び散る汗)]
ところが和服姿の皆さんの多いこと!この蒸し暑い日に、、
洋服の方も皆ドレッシーで、友人まで、、あら、ワンピースだわっ。
何?何?このノリは?ジーンズの人一人?二人?
やっぱり雰囲気高めてからくるんだーこれは御見それしました[猫]
次回から改めます。

(おまけ)
教文ホールそば、大通りのバラ園に好きなバラ2種。
ポンポネッラ  可愛い!
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ロココ  素敵!
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[野球]<<<本日のファイターズ
見ていませんでしたが何とか勝ったようですね。
しっかしこのパターン ●●○ ●●○ いつ終わるんですかぁ?






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サクラの国 ニッポン [和のこころ]

春の足音が聞こえてくると雪が降ってても待ち遠しくなってお花屋さんにちょくちょく行ってしまいます。
この前もお花屋さんを通り過ぎようとしたらサクラが目にとまって見ると”399円[グッド(上向き矢印)]
これから咲きそうな枝がいっぱいついていて荷物もたくさんあるのについ買ってしまった。。
ストックとダークパープルのスィートピー(2本しか買えない、、)を添えて。
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[かわいい]今日の新聞ではワシントンの桜が見頃と報じていました。暖かいのね。
初めてサクラを植樹したのが1912年。だから今年が100周年なんだそうです。
雑誌でもワシントンの桜を見ましたが素晴らしくて写真でもうっとりです。
あらためて思ったんですけどサクラって日本の北から南までどの地域でも見ることができますよね。
もちろん種類は違いますけどこんな木ってあまりないんじゃないかな。まぁ松とか柳はあるでしょうけど、美しい花をつけて国中の人々を魅了する木。本当に日本以外の国にはないのかな?海に囲まれた島国だから日本にだけあるのかな?あまり樹木に関しては知らないのでおバカなこと書いているかもしれませんが、だとしたらやっぱりサクラってすごい木です!
サクラ、さくら、桜、SAKURA
空がピンク色に染まる景色を見れるなんてニッポンてなんて素晴らしく美しい国なんでしょう!
毎年当たり前になって見ていたけれど他の国にはない何物にも替え難い財産なんですね、サクラは。
だからこそこの美しいニッポンを守っていかなくちゃならないんだよね。ずーっと、ずーっと。
なんか、、たった少しのサクラを買ってきてえらくリキがはいってしまいました(^^;)

今日は花が大好きだった叔母の命日です。
美瑛のガーデンを見せてあげたかった。
そっと桜を供えてあげましょう。
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(追記)
タイムリーにテレビでサクラのルーツの番組が、、
原種はヒマラヤにあるんですか!?




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お内裏様とお雛様♪ だけ [和のこころ]

小さい頃毎年飾って楽しんでいた雛人形。
”3月3日にはしまわなければお嫁に行けない”という言い伝えを気にしながらも毎年その日には片付けてなかった気がします。
母も自分もズボラだということですね。そのうちに婚期は逸して飾ることさえしなくなりました(xx)
数年前に飾ろうとして段を組もうとしたら木が乾燥してしのっていて全然使い物になりませんでした。
その時は机の上に平飾りというか、、結局虫干し程度で終わってしまいました。
昨日思い出してお内裏様とお雛様だけ飾りました。
あら?お内裏様の手に持つおへらみたいのがない。。(何ていうのかな?あれは)
何年ぶりのご対面?顔がやさしいです。
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「お月釜」の手伝い~お茶会 [和のこころ]

日曜日は先生の「お月釜」の手伝いでした。
着物を着て7時半集合なのに目覚ましのセットを間違えたのか二度寝して起きると6時半[目]
ギョエ~~~[あせあせ(飛び散る汗)]着物を20分で着なければ間に合いません!
けどなんとか巻き付けて、3分遅れの到着ーーーなんとかなるものですねぇ(^。^;)
「お月釜」というのはお茶の先生たちが毎月順番に担当になって釜をかけ(お茶を点てる)他の先生たちや生徒さんを招待する定例の行事です。
今月の担当が私の先生でした。懐石とかはなくてお薄のお茶を点ててさしあげるだけなのですが、500人前後いらっしゃいますのでそれの準備だけでも大変です。
ノリーナは経験年数だけはあるので先生の代わりに皆さんの前でお茶を点てたりします。
最初は緊張で手に汗でしたが徐々に慣れてきました。(でも慣れ過ぎるとダメよね)
先生の選んだお道具の取り合わせは冬から春にかけての感じを出したものです。
[かわいい]掛け軸~ 「銀椀裏盛雪」 淡々斎 筆
”銀の椀と雪は白さという点からすれば両方とも同色でありながら全く異質のものである。つまり同じであっても互いに独立した持ち前相当というものがあって、平等の中にも歴然としたものがなければ真の和はありえない。”
何かとても難しい禅語なのでした。。
[かわいい]花~ 紅花万作、八つ手花笠
マンサクは黄色が多いのですがこれは珍しい赤。 また「八つ手花笠」は「寒シャクヤク」ともいい、クリスマスローズの仲間のレンテンローズの和名でもあります。
クリスマスローズは好きな花なのにいろいろ種類があって、しかも和名は今まで考えたこともなかったので勉強不足だなぁと感じました(xx)
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[かわいい]釜~丸釜 初代与斉造  炉縁~雪輪蒔絵 一斉 造
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[かわいい]棚~ 誰ケ袖棚  水指~ 南京赤絵
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[かわいい]棗~ 三花蒔絵  近左 造  桜、梅、橘の絵が華やかでかわいい棗です。
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お茶碗の写真はボケボケだったので(新しいカメラが使いこなせてません、、)お道具全体の中でどうぞ
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[かわいい]棚~  誰ケ袖(雛の節句の時期によく使います)
上から  主茶碗~ 赤茶碗  銘 徒然   初代久楽 造 
      替   ~ 藪柑子絵   利昇 造          
      建水  ~ 朝鮮焼                   
[かわいい]お菓子~ 庭の雪 うぐいす              煙草盆~鞍形桑  火入~織部
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[かわいい]水次~海貝蒔絵              (オマケ)当日の着物はスワトウのつけ下げ
gar 212.jpggar 211.jpg 片付けして帰ってきたのは夜7時半。腰も足もヨレヨレで明日は絶対スーパー銭湯[いい気分(温泉)]行くぞい!
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アンティークのご飯茶碗 [和のこころ]

このところ実家で片づけものをすることが多く、昨日も物入れを整理していたらボロボロの段ボール箱が出てきました。開けるとこれまた古いボロ布の袋が4つあって、その中から出てきたのは古いご飯茶わんと汁茶碗と和食器でした。10セットづつあったので多分来客用だと思います。
当時(大正から昭和初期のころかな?)使っていたとみられるお茶碗は小ぶりで薄くて少し欠けたものもありました。そして今日常ではほとんど使われないふたもついていました。
お安いものなのか高価なものなのかは全く分かりませんが勝手にアンティークと。
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多分おばあちゃんが茶碗入れを着物の端布で作ったんだと思います。昔の人だね。。
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ちょうど先日テレビの”美の壺”で飯茶碗をとりあげていたのを見てそろそろ別のオシャレなご飯茶碗が欲しいなと思っていたころでした。今更ながら去年京都で見たお茶碗、買っておけばよかったと後悔しています。今では和風洋風にこだわらず自分の使い勝手のいいご飯茶碗がいろいろなお店やさんで選べますよね。有田焼のような伝統的なのもいいし、手作り感が伝わるごっつい陶器のもまた素朴でいいし、カフェオーレカップのようなのも、北欧風デザインのもオシャレでいいし、、木でできたのも香りがいいし、、ご飯茶碗に限らず食器にこだわりだしたら迷うほどです。だからmyご飯茶碗も一つに決めずその日の気分で替えてもいいかもしれませんね。(断舎利にはちょと反するけど ^^;)
早速おばあちゃんも使っていたであろうお茶碗で朝食です。
はは、、なんてことない玉ねぎとわかめのお味噌汁にたらこ御飯。
軽くて持ちやすいけどご飯少ないし。。普段使っているお茶碗(奥のです)は少々乱暴に扱っても気にならないけどこれは壊しそう。やっぱり来客用でしょうかね。そのうちお茶事でもして(するかな?)日の目にあててあげましょう。
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2012年お初釜 [和のこころ]

連日病院で看病していると(まだ状態を黙って見ているだけですが、)自分もぼぼぼーっとしてきます。
長く続く看病なので時々そのことから頭を放して好きなことを楽しむ時間も必要です。
昨日はお茶仲間恒例の初釜でした。
[かわいい]待合の掛け軸~出初式の絵 [かわいい]本床の掛け軸~「寿山瑞気新」 寿光寺 虎洞 書
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最初は初炭、次に濃茶、薄茶、懐石という順で行われました。
[かわいい]お釜~華やかな梅花散し (香合はかわいい”丹頂”だったのに写すの忘れた~後日UP)
[かわいい]棚~山雲棚  
[かわいい]水指~春の野  阿山 作
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[かわいい]茶入~古備前  茶杓~銘”一声” 
茶碗は内側が金、銀のお正月に使うお茶碗。        [かわいい]花びら餅もお正月のお菓子
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先生の足の調子が悪かったので急遽ノリーナがお濃茶を点てましたが、、日頃の勉強不足で薄かったり、濃かったり、、お客様には”美味しい~~”というお茶を差し上げられずに反省、反省[ふらふら]

薄茶は生徒がそれぞれ順番に点てていろいろなお茶碗で楽しみます。
[かわいい]お棗(なつめ)~唐松蒔絵 春斉 作         [かわいい]お干菓子
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[かわいい]主茶碗~塩げ(塩を入れる壺)の形         [かわいい]辰のオトシゴの絵付け
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[かわいい]紅白の梅の絵つけ(お気に入り)           [かわいい]鼠志野  仁司 作
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[かわいい]蓋置~梅すかし  味楽 作              [かわいい]当日の着物
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お正月向けのお道具は松竹梅の絵付けが多いですが、やっぱりかわいいのは梅ですね。
先生もノリーナも大好きなので自然と梅のものが多くなります。
今回着た着物は20代のころ作ったちょっとカジュアルな梅の着物ですが急に袖をとおしてみたくなりました。
帯を白にするとまだまだ着れそうです!って思っているのは本人だけかな(^^;)

おっと、お料理、お料理は、、お手軽に今年も”梅の花”のお弁当です。
でも煮物椀は先生渾身のわさび菜入り”かぶら蒸し” いつもおいし~~  
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新年の生け花 [和のこころ]

若松、菊、千両とお正月の花といえば昔からこの3点セットで売ってます。
今年も相変わらずの生け花なんですが、、
百合が咲くともっと華やかになるでしょう。
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振袖のリフォーム [和のこころ]

デパートから頼んでいた着物が届きました。
といっても新調したものではなく振袖を染め替えて訪問着に仕立て直したものです。
成人式に親がリキ入れてあつらえてくれたものの、記念写真は撮ったのに肝心の成人式当日は真っ赤なスーツで出席しました。う~~ん、どうしてかなぁ?吹雪だったのかなぁ?それとも着付けの予約がとれなかったのかなぁ?とにかく友人の結婚式にも着ていかずに成人式以来一度も着ていない振袖。
もう絶対着れないし、譲る親戚もいないし、、なんともったいない事よ。
そんな訳でこの先お茶会でも着れるように思い切って袖を短くして、さらに色をかけました。
柄が朱色なのでこの色より濃い色をかけなければならないそうです。
選んだ色は”えび茶色”、なんだかピンとこなかったけど、、出来上がってきたのを見てもやっぱりピンときませんでした(>.< ) 地味?
初釜に着ようと思ってたけどどうしよう、、5年後に着るかな。。
でもこうして着物は全く別の着物に蘇らせることができるのです。
考えてみたら振袖を失うことなく再び着ることが出来るのですから親も喜ぶでしょう。
ザ・職人の技ですね。
この振袖が  → → →    → → →   変身 (間違って前から撮っちゃった)
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柄のアップ
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↓ 全く別の着物よね。
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クリスマスの茶道具 [和のこころ]

今年最後のお茶の稽古は例年通りクリスマスのお道具で楽しみました。
先生のお道具や稽古仲間それぞれが持ち寄ったクリスマス用のお道具も結構増えました。
[クリスマス]香合~かわいいブーツ型
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[クリスマス]つぼつぼ棚~深い緑と朱の色がクリスマスカラーです。
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[クリスマス]水指~紫三島  森里陶楽 作
前面はクロス、蓋には星の文様、蓋のつまみはキリストの頭にかけられた荊のようです。
一目惚れしてノリーナが今年ゲットしました[手(チョキ)]
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[クリスマス]お棗(なつめ)~透明で蓋の裏にはクロスが描かれているのもオシャレでしょ?毎年活躍のお棗です。
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[クリスマス]お茶杓~通常は使うことのない漆塗りのお茶杓、裏にベルの絵付けがしてあります。
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[クリスマス]蓋置~サンタととぼけたトナカイの蓋置、超かわいい!(釜の蓋や湯杓を置くもの)
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[クリスマス]主菓子~毎年楽しみなお菓子。今年は真っ赤なサンタ帽とツリー。食べるのがもったいないね。
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[クリスマス]お干菓子~干菓子器も雪の結晶模様のついたツリー型。鈴の焼印の麩せんべいとかわいいボンボン。
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[クリスマス]お茶碗
↓にゃんともいえない可愛さ
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↓雪の結晶柄のシックな黒いお茶碗は2月頃まで活躍しそう
  黒仁清 「雪華」 田中香泉 作
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↓ノリーナお気に入りの羊飼いのお茶碗
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いつものようにワイワイとおしゃべり先行で締めくくった今年のお稽古でした(^。^)
1年通して平穏無事にお稽古できたことに感謝しなくちゃいけないなと今年は特に感じました。




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