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東福寺の紅葉~京都弾丸4 [京都旅行'10]

3日目 <11月14日(日) <東福寺

今日は帰る日なのでお昼までしか時間がありません。なので余裕を持って京都駅からすぐの「東福寺」に観光をしぼりました。実はこの「東福寺」、ガイドブックでモダンな庭の写真を見ただけで行きたいと思ったお寺。それが紅葉の名所だとは知りませんでした。昨日の嵯峨野の紅葉が見事だっただけに期待に胸が高鳴ります[グッド(上向き矢印)]東福寺駅から高架下のせまい通りを他の観光客と一緒にぞろぞろと歩いていきます。やはり朝から混雑しています。ほどなく歩くと参道が見えてきました。
臨済宗大本山 「東福寺」
鎌倉時代の摂政関白、藤原道家が造営。1236年より19年かけて完成した。
南都東大寺の”東”と興福寺の”福”の二文字をとった。
以後明治にいたるまで幾度となく火事、再建を繰り返しながら中世の禅宗建築を随所に遺す。
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紅葉の向こう側、境内にある”通天橋”をのぞむ。
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緑~黄~オレンジ~赤のグラデーションが見事!!
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東福寺は広大な方丈(禅僧の住居、後に創見の間の役割)と「八相の庭」と命名された庭が有名。釈迦の生涯の八つの重要な出来事に因んで命名された八相は方丈を東西南北に囲んだ四庭に配されている。昭和14年に作庭家重森三玲によって完成した。
「南庭」
枯山水には巨石と渦まく砂紋、遠くに五山をなぞらえている。
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「西庭」                              「北庭」
さつきの刈り込みと砂地をくず石で方形に区切る。        コケの緑と軟石の市松模様。
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「東庭」
円柱の石で北斗七星を構成し「北斗の庭」といわれる。
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「開山堂」の庭
後方のサツキの丸と四角に模様をつけた石庭との対比。
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ガーデナーとしては庭の見学ははずせない。日本庭園であってモダンなデザインのこの庭はそれぞれ意味があるのですね。それにしても石庭に紋様を描く技!丸く丸く刈り込む技!日本庭園はまさに技の極地ですね。日本人はすごいことをするねぇ。あ、イギリス人も同じか。。いつか美瑛のガーデンにも技の結集が出現するかもよ~!?
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国宝「三門」
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北海道のもみじと違ってこちらのもみじは小さくてかわいいですねぇ。ほんとに赤ちゃんの手みたいですね。
東福寺の境内は時間差で変わっていく色が重なり合って繊細で見事な景色でした。
                        
                                                    まだつづく   











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大善士

好美的庭园啊~
by 大善士 (2011-05-10 09:53) 

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