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雪舟の庭園~京都弾丸5 [京都旅行'10]

3日目の続き <11月14日(日) < 雪舟の庭園 
お土産が足りない!う、、お漬物も、かわいい雑貨も、お抹茶もゆっくり選ぶ時間がなかった。しょうがないよね、1日半の弾丸ツァーだし、お買い物もいいけど、てくてく歩いて京都を充分満喫したから満足、満足。
でもノリーナは見逃さなかったぞ、東福寺からの参道に”くろちく”が出店していたのを。(札幌にもあるけど、京都で買うのに意味があるの)急ぎ、迷いながら、急ぎ、ホントに迷いながら、とりあえず皆のお土産をここで全部買っちゃいました!
kutiroku.jpgかわいい和の小物がリーズナブルな価格でたくさんあるお店。

お地蔵さんのポーチは母ちゃんに。
お地蔵さんがかわいくて自分にハンカチ。
そういえば、お地蔵さんとか仏像とかいっさい見なかったなぁ。。

一筆箋もかわいい絵柄がたくさん。


東福寺の帰り道、目についた”雪舟の庭”とかいた看板。へぇ~あの雪舟はどんなお庭を創ったのかな?と寄ることに。
「ふん陀院」
sesyu.jpg雪舟が少年期過ごした岡山の宝福寺は東福寺の末寺で、雪舟が本山に来たときにここに起居していた。
一条兼良公の所望により雪舟が作庭することになったようだ。

禅院式枯山水庭園様式で1460年~68年頃作庭したと認められている。

鶴と亀にみたててデザインしていることから「鶴亀の庭」と呼ばれる。







向かって左側の鶴島は折り鶴を、右の亀島は二重基壇によって亀を表現しています。
sesyu2.jpgsesyu1.jpg
茶室「図南亭」(恵観堂)
sesyu3.jpg
実に落ち着きます。落柿舎もそうでしたが心地よくずっと眺めていたい雰囲気ってあるんですね。
大きさとかも関係あるかな。あまり人でごちゃごちゃしていないっていうのもありますが、庭のかもし出す何かがその人の感性とぴたっとはまると時間の過ぎるのも忘れて、むしろ時間が止まったかのようにいくらでもいられるんですね。美瑛の庭もたくさんの方にそんな風に思われたらいいなぁ。様式とかそんなのを超えてゆっくりと幸せの時間が流れる庭、理想です。
これで京都の観光は終わり。楽しい思い出を胸に雪の降りそうな寒い北海道に向けて帰りました。

【京都弾丸ツァー後記】
予定たてたときはたった1日半なんて無理~~!と思っていましたけど、結構観光できますね。ふくらはぎがパンパンで2日間痛かったけど頑張って歩いただけ充分京都を満喫しました。穏やかな天気に恵まれ、北海道とはまた違う紅葉を見れて楽しい旅でした。弾丸で来ても結構いいじゃありませんか!見たいスポットをしぼって行けば1日観光でも行ける!これからこういう旅、やみつきになりそうですな~[飛行機]

京都で感じたこと。
[レストラン]食べ物が薄味でへるし~!見た目がきれい~!いただいた食事はみんな薄味でした。(卵焼きはちともの足りなかったけど)帰ってから似たようなおかずのお弁当を食べたら味がものすごく濃くてしょっぱかった~やっぱり北海道の味付けは濃いぞ。身体に悪いぞ。

[ブティック]街を行く女の子は流行に敏感でファッショナブルだったぜよ。この秋はやりのマントやポンチョ着ていた子の多かったこと、多かったこと。センスよく着こなしているしな~。札幌の比でないです。それにさすが和服の女性が多いですね。ノリーナなんか着ても恥ずかしくて街なんか歩けないけど京都の街を行く皆さんは若い人でもさらりと着て歩いてらっしゃる。イナ~。

[家]いわゆる住宅地は瓦屋根の家が肩を寄せ合うように並んで、回りは垣根と数本の木だけ。道は車がすれ違うのも大丈夫かなというさ。あくまでも車中から眺めただけですが、、、自然、庭も箱庭のような日本庭園になってしまうのですね。北海道の広さを改めて感じます。京都の完成された形式と自然が融和した美も、北海道の雄大な大自然も人を感動させることに違いはありません。対極にある両方の美を感じることができるということは贅沢ですよね。

[黒ハート]のこころ~京都の繊細なもみじや美しい料理の数々、手入れのされた石庭、歴史を感じさせる古いお寺、人々の丁寧な立ち居振る舞いなどを見ると”あ~、日本人てなんて芸術的で繊細な感性を持っているんだろう”と実感しました。日頃がさつな北海道民(ん?皆一緒じゃない?)、いえ、ノリーナもお茶のお稽古にもう少し気をいれつつ、日本の歴史や美を学んでいきたいと思ったのでした。


                                 





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