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マイケル・ケンナの視線 [アート]

札幌宮の森美術館で今「マイケル・ケンナ写真展」が開催されています。
宮の森美術館自体行くのがはじめてです。
(結婚式場に隣接した美術館でした、、ちょとゴージャスすぎてなんだかなーー)
美術館のことはさておき、、
マイケル・ケンナ(以下ケンナ)のモノクロにこだわる写真は新聞等で目にしたことはありました。
が、、どの作品も皆こんな小さな、わずか20cm四方の世界だったんです。
イギリスで生まれてアメリカを拠点に活動しているケンナは北海道の冬(冬じゃないとダメなようです)に魅せられ、2002年以降毎年のように北海道を訪れて写真を撮り続けています。
最初に見て思ったのは構図が実に日本画的、というか日本人の感性にすごく近いなということ。
それは無駄なものはいっさい排除して空間を重んじるということ。
ともすると、形式的な美に偏っていきそうですけど、どの作品をとってもそれを超えた見事な完成美です。
ドライブをして何気なく見ている風景がケンナの手にとるとこんなにも美しいワンシーンになるのかと何点か魅了された写真がありました。
いつも見ている美瑛の風景を切り取った写真はとても愛らしいものでしたよ。
自然と物体、有機的なものと無機的なもの、白と黒。相反するものが見事に溶け合っている美は相当スタイリッシュです。そう、、だから美しいのだけどデザイン的に見てしまって映画や油絵を見たときのような湧き上がるような興奮は残念ながらおきなかったです。むしろ、うまく言えないけど心の奥で(あるいは脳裏で)静的な感動がずーっと波打っているって感じです。
(写真集、、高すぎるなぁ。。買えなかったし。。)
kenna1.jpgkenna2.jpg
「マイケル・ケンナ写真展」は札幌宮の森美術館で5月30日まで開催しています。

<<本日のファイターズ<<<
1つ勝って、4つ負け、、え、このまま行くと140試合中、負け試合100以上!?
あ~しゃあないか、日替わり定食打線だもなぁ、、、



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