「お月釜」の手伝い～お茶会

日曜日は先生の「お月釜」の手伝いでした。
着物を着て７時半集合なのに目覚ましのセットを間違えたのか二度寝して起きると６時半
ギョエ～～～着物を２０分で着なければ間に合いません！
けどなんとか巻き付けて、３分遅れの到着ーーーなんとかなるものですねぇ（＾。＾；）
「お月釜」というのはお茶の先生たちが毎月順番に担当になって釜をかけ（お茶を点てる）他の先生たちや生徒さんを招待する定例の行事です。
今月の担当が私の先生でした。懐石とかはなくてお薄のお茶を点ててさしあげるだけなのですが、５００人前後いらっしゃいますのでそれの準備だけでも大変です。
ノリーナは経験年数だけはあるので先生の代わりに皆さんの前でお茶を点てたりします。
最初は緊張で手に汗でしたが徐々に慣れてきました。（でも慣れ過ぎるとダメよね）
先生の選んだお道具の取り合わせは冬から春にかけての感じを出したものです。
掛け軸～　「銀椀裏盛雪」　淡々斎　筆
”銀の椀と雪は白さという点からすれば両方とも同色でありながら全く異質のものである。つまり同じであっても互いに独立した持ち前相当というものがあって、平等の中にも歴然としたものがなければ真の和はありえない。”
何かとても難しい禅語なのでした。。
花～　紅花万作、八つ手花笠
マンサクは黄色が多いのですがこれは珍しい赤。　また「八つ手花笠」は「寒シャクヤク」ともいい、クリスマスローズの仲間のレンテンローズの和名でもあります。
クリスマスローズは好きな花なのにいろいろ種類があって、しかも和名は今まで考えたこともなかったので勉強不足だなぁと感じました（ｘｘ）

釜～丸釜　初代与斉造　　炉縁～雪輪蒔絵　一斉　造

棚～　誰ケ袖棚　　水指～　南京赤絵
　
棗～　三花蒔絵　　近左　造　　桜、梅、橘の絵が華やかでかわいい棗です。

お茶碗の写真はボケボケだったので（新しいカメラが使いこなせてません、、）お道具全体の中でどうぞ

棚～　　誰ケ袖棚（雛の節句の時期によく使います）
上から　　主茶碗～　赤茶碗　　銘　徒然　　　初代久楽　造　
　　　　　　替　　　～　藪柑子絵　　　利昇　造　　　　　　　　　　
　　　　　　建水　　～　朝鮮焼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
お菓子～　庭の雪　うぐいす　　　　　　　　　　　　　　煙草盆～鞍形桑　　火入～織部

水次～海貝蒔絵　　　　　　　　　　　　　　（オマケ）当日の着物はスワトウのつけ下げ
片付けして帰ってきたのは夜７時半。腰も足もヨレヨレで明日は絶対スーパー銭湯行くぞい！