SSブログ

「クラーク博士と札幌の植物」展 [札幌日和]

お天気がよかったので北大構内散歩がてら博物館の展示を見ました。
「クラーク博士と札幌の植物」展てなんとなく興味ある~
clark.jpg
クラークといえば”Boys be ambitious”と札幌農学校(北大の前身)で教頭をしていた(1976~77)ことくらいしか知識がなかったので略歴を見てあらためていろいろ知ることができました。
(札幌育ちだけど観光客の方のほうがいろいろご存知のような気がします。)
クラーク博士は植物学の専門ではなかった(どちらかといえば鉱物学)ようですが”フィールドイズム(現場主義)を実践してあちこち歩いてはいろいろ採集して標本を作成していました。
札幌に一緒に同行した教授二人やその受け継いだ宮部金蔵の標本も展示してあります。
それにしてもクラーク博士の札幌での滞在期間がわずか8ヶ月余りで、その後故郷に帰ってわずか10年以内に生涯を終えているなんてちょっと意外でした。しかも晩年は困窮の中で命を終えたというんですから”帰らなければよかったのに、、”など余計なことを思ってしまいます。
故郷はマサチューセッツ州、カナダに近いニューイングランド地方は北海道の気候ととても似ているそうなので植物も同じようなのがたくさん見られるでしょうね。
クラーク博士は札幌滞在8ヶ月の間になんと2年間分のことを札幌農学校の第1期生に教えたらしいです。彼の精神は農学校の生徒に大きな影響を与え、それは後々まで北海道でたくましく生きる人々に受け継がれています
で、ノリーナもおおいにその開拓精神で庭を開拓するのだーーー!(なんか違う?)
北大博物館(旧理学部)
RIMG0010.JPG
博物館には吹き抜けの”アインシュタインドーム”があって内部には興味深い陶板レリーフが東西南北にあります。フランス人のサインがありますが不明だそうです。
「果物」「向日葵」「梟」「蝙蝠」の4種で春夏秋冬を象徴しています。
0417hokudaihakubutu1.jpg
0417hakubutu2.jpg
最高気温プラスの日が結構続いたけど北大構内は歩道にも池にもまだまだ雪が残っていました。
nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

去年の夏の庭オープンへの準備段階 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。