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「ボローニャ紀行」 [本]

病院の待ち時間が長いといいこともあります。
それは読む機会を逸していた本が読めること。
この間は3時間も待ち時間があったので「ボローニャ紀行」を読み終えることができました。
イタリア語を始めてから頭の片隅はイタリアモード
イタリアに関する本や番組などについ目がいってしまいます。
ボローニャは行ったことはありません。
有名な絵本の原画コンテストが行われていることと、イタリアのほぼ中央に位置してのどかな田園風景が見られることくらいしか知識はないのです。
この本もきっとそんなボローニャの観光本なんだろうな、と思っていたら全然違いました
ボローニャという街を政治、経済、文化など多方面から歴史的事実を追りまぜながら紹介している解説書のようなものでした。でもそれがとにかく面白くて、わかりやすい。へ~、とかそうだったんだ~、なるほど!など頭の中でうなづきながらイタリア好きなら一気に読めてしまう本です。
そして、それがボローニャの街のみならず、イタリアの他の諸都市と共する部分でもあるし、またイタリアの国そのものの縮図のようでもあり、興味深く読めました。
約8年前のボローニャを見てのことですが、それが今のイタリア(ようやくベルルスコーニ政権の幕がおりましたね)にどのようにつながってきたかがよ~くわかります。
[本]「ボローニャ紀行」 井上ひさし 著 文藝春秋 刊
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上記の本を読み終えたあと、映像で見たくなり、タイトルにひかれて「ボローニャの夕暮れ」をレンタルしてみました。が、、、全くと言っていいほどボローニャの風景など出てこない。出てくるのは父と娘の顔ばかり。。まあ、パルチザンとか歴史的なことは本を読んでいたのでなんとなく雰囲気伝わりましたけど。
でもなんか、邦題、もうちょっと考えてくれよ~~っと言いたいです(*β*)
[映画]「ボローニャの夕暮れ」 2008年 イタリア
Il papa di Giovanna
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(おまけ)
イタリア関連で漫画も読みます(^^)
抱腹絶倒!「テルマエロマエ」のヤマザキマリさんの自伝マンガでっせ。
[本]モーレツ!イタリア家族
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