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「ルソーと素朴な画家たち」展in小樽 [アート]

昨日は見たいと思っていた美術展[アート]が終わってしまいそうなので久々に小樽まで行きました。
本当に何年かぶりの小樽だったので美術館の場所で迷ってしまい、あやうく入館しそこなうところでした[あせあせ(飛び散る汗)]
通常素朴(ナイーブ)派といわれる絵は一口で言えば”へたうま”?”うまへた”?なんて怒られてしまうかな。
共通なのはべたーっとした感じであまり遠近感なく描いていて、構図もなんとなく不自然で人物像も”キモイ”のが多い、ブッ(笑)、色はとてもカラフル。へたすれば幼稚園児の絵なんて言われそう(ひどい言いよう)。全部がそうとは言い切れませんがそんな感じ。でもノリーナはそんなナイーブ派の絵、嫌いではないんです。何より見ていて面白い、笑える。いや、微笑ましく暖かい感じがします。幾分装飾的なところもいい。よくよく見ていると何かが発見できそうなゲーム感覚がある。色がキッチュでかわいい。最近人気のチープでレトロでキモかわいい雑貨にも通じる何かがある。
画像 001.jpg
今回の出品数はあまり多くはなかったけれど”セラフィーヌ・ルイ”の絵を見たかったというのも行った理由のひとつ。以前DVDで彼女の生涯を描いた”セラフィーヌの庭”を見て実際の絵を見たいと思った。彼女が精神錯乱に陥る直前の小品1点だけでしたが、描きたいままにぶつけた感情を激しいタッチの絵筆の跡に垣間見ることができました。
あと感動して一番長く見ていたのは山下清の貼り絵の作品「晩秋」です。山下清の作品を実際に見たのも考えてみたら初めてだったかも。見た瞬間に引き付けられました。ナンなんだろう、この絵の力は。。10年以上の歳月をついやした貼り絵だからというのが理由ではありません。最初目にしたときは貼り絵とは思わなかったのです。でもこの深い秋の風景を描いた絵はなんともいえぬ旅情と暖かみが感じられます。う~ん、いい絵だったなぁ。
太った人物ばかり(人物以外もだけど)描いているボテロの大作もありました。ボテロもいいんだなぁ。

閉館時間がきて美術館を出たときはもう涼しい風が吹いて遠くからカモメの声が。
あ~小樽だ、海の街だ、、いつも山を見て週末を過ごしているので急に海のそばに行きたくなりました。
とりあえず近くの色内埠頭公園へ。
おお、今にも雨が降り出しそうな空模様。カモメが2羽。
DSC00492.jpg
途中ヨットハーバーにも立ち寄りパチリ。
DSCN3978.jpg
帰りはミッシェル・カミーロの音楽を流しジャジーな気分で海を見ながらのドライブ。いい感じや~♪

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