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紅葉の嵯峨野~京都弾丸2 [京都旅行'10]

2日目つづき <11月13日(土) <嵯峨野
常寂光寺をあとにしてほどなく行くと「落柿舎」に着きました。
「落柿舎」
rakusisya.jpg芭蕉門下の俳人向井去来の遺跡です。
周りに40本の柿の木があり、一晩のうちにその柿の実がほとんど落ちてしまったのが名前の由来とか。
1691年には芭蕉も滞在して嵯峨日記を著した。
現在の庵は明和7年(1770年)俳人井上重厚が再建したもの。
チケットの句 「柿主や梢はちかきあらし山」 去来
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凝った庭があるわけではないけれどとても心が落ち着く草庵でした。
こじんまりとした中に茶室もあり、特に三日月の木戸はで気に入りました。
何時間でもいられそうでかつ創作意欲もわいてきそうなそんな居心地のよさを感じさせる場所でしたね。
次は祇王寺へ。ちょっと離れて時間がかかるかなと思ったけどなぜかどうしても行ってみたかったので早足で向かいます。けどすぐに着きました。
「祇王寺」
giouji.jpg現在の祇王寺は昔の「往生院」の境内。

「往生院」は衰退していき、ささやかな尼寺として残り「祇王寺」と呼ばれるようになった。

平家物語には平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王と仏御前が出家のため入寺したとしても知られる。(wikipediaより)


その後大覚寺派真言宗の寺として墓と木像は保管され、再建を計画していた時に明治28年、元京都府知事北垣国道氏が祇王の話を聞き別荘の一棟を寄付された。これが現在の祇王寺の建物である。



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ひっそりとたたずむ小さなお寺にわびの世界を感じます。苔でおおわれた庭も何ら人の手のはいった形式美も華やかさもありませんが春には桜、夏には染み入る緑、そして秋には楓と自然そのものの美しさを演出してくれるのでしょう。
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                                  あちこちの境内でよく見られた石蕗(ツワブキ)
嵯峨野のお寺をこれだけ回るとお昼時。おうどんを食べたくなって適当なお店にはいりました。
k27udon.jpgせっかくなので嵯峨名物の豆腐も頼もうと思ったらおうどんにちゃ~んと豆腐がはいっていました。
とても柔らかくおいしいお豆腐でした。
京都ではこんなお豆腐ばかりなのかな?
北海道のように”木綿豆腐”とか”絹豆腐”とか種類がないのかもね。

ご飯には”山椒シラス”がのっかっていました。
山椒の丸い実がそのまんま入っているのね。ピリリ~


お昼を食べて嵐山駅に戻るとものすごい人だかり!!朝のうちはそんなに気になりませんでしたが、さすが紅葉時期の嵯峨野は大人気ですね。渡月橋を一応渡りましたが人で人で、、残念ながら感動には至りませんでした。
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                                      京都のゴミ入れも景観に配慮^^

                                                     つづく
      





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